NEXT CONEXIONについて

こどもとよのなかをつなぎ、シティズンシップ(市民意識・主権者意識)を育む!

私たちは、こどもとよのなか(=実社会)をつなぎ、シティズンシップ(市民意識・主権者意識)を育むためのグループです。

プログラムを通して、他人を尊重すること、個人の権利と責任の大切さ、人種・文化の多様性の価値など、社会の中で円滑な人間関係を維持するために必要な能力を身につけます。

また、「学校の勉強」と「実社会」とのつながりを知ることで、勉強へのモチベーションや考える力を向上させることができます。

よのなかに関心を持ち、行動する意識を育んだり、自ら学ぶ理由を見つけ、学び続ける力を持ったこどもたちを育てることが、私たちの目的です。


社会課題 / ミッション

こども達のよのなか(=実社会)に対する「無力感」

『○○教育をつなぐ』『学校と社会をつなぐ』『こども・若者とよのなかをつなぐ』

3つのつなぐ活動を通して、
こども・若者の主体性・当事者意識を涵養する。

私たちは、すべてのこども達がよのなかのことを自分事として捉え、
自ら考え、選択し、行動できるよう、こどもとよのなかをつなぎ、
シティズンシップ(主権者意識)を育む活動にチャレンジしていきます。


私たちが取り組む社会課題

こども達のよのなかに対する「無力感」

こども達を取り巻くよのなかの状況が、めまぐるしく変化しています。
こういった現実に、私たちはどのように向き合うべきなのでしょうか。

こども達の視点

『私たちは、よのなかの決定に影響を与えられるの?』

「よのなかの動きに興味がないわけではないけど、どうせ何も変わらないもん。」

中高生と話をしていると、ときどきそういう声を耳にします。
将来への不安、よのなかへの無力感や動きへの無関心…
そういった中高生の本音は、「自分を肯定する力の低下」「政治参加(投票率)の低下」から見ても、はっきりとあらわれています。

私たちが実施する「こども・若者と政治や社会に関するアンケート」からは、
○ 私個人の力で政府の決定に影響を与えられるとは思ってない。
○ 政治や社会への満足度が「わからない」と回答が多い
ことがわかりました。


おとな達の視点

『18歳が「オトナになる」。私たちはこども達とどのように学ばなきゃいけないの?』

「よのなかや政治について、私たちもよくわからない」「○○教育」が多くて…」

2015年に公職選挙法が改正され、選挙権年齢が18歳以上に引き下がりました。
また、2022年には民法上の成人年齢が18歳に引き下がることが決まりました。
そういった時代の中で、こども達が「よのなかの一員」として十分な役割を果たすために、こども達がよのなかのことを自分たちで考え、判断し、行動する力をつける学びが必要です。
しかし、戸惑いもあります。
「政治の話をすると、偏った価値観の押し付けになるんじゃないか」
「そもそも、私たちがあまり政治やよのなかについて、よく知らないので…」
よのなか全体が、めまぐるしく変化する状況に大きな不安を抱えています。


私たちのミッション

答えのないよのなかをみんなで学び合い、
互いを尊重し合い、互いの価値を深め合う。
そういった「学び」を広げる

こども達がよのなかに対して持っている「無力感」。
私たちは、こども達がよのなかに触れる機会をつくることを通して、少しでもこの課題を解決したいと考えています。
よのなかをこども達が描けるようにすることが、私たちのミッションです。

「新築」ではなく「再構築」により、「学校」と「社会」をつなぐ

学校現場における課題の1つが「『○○教育』をいかに効率的に実施をするか」だそうです。現場では、キャリア教育や租税教育、人権(法)教育、SDGsなど、様々な○○教育が求められています。シティズンシップ教育や主権者教育は、「責任ある市民や主権者を育てる教育」です。私たちは、これまでにもあった『○○教育』を「責任ある市民や主権者に育てる」といった同じ目的を持つ教育として再構築し、学校現場においてより効率的な学習が組めるように教材の研究・開発を進めていきます。

また、そういった研究や教材開発をするにあたって、また成果を発表するにあたって、企業・行政関係の皆様のお力は不可欠です。学校教育の現場において、あるいは地域の社会教育の現場において、こども達が一人の市民や主権者として社会参画していくためのより効率的な教育モデルを作っていくためにも、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

新しいシティズンシップ教育・主権者教育のモデルを発信する。

2016年の公職選挙法改正後、「主権者教育」は「選挙啓発のため」という理由で理解が広がっていきました。そして、選挙権年齢18歳が新しいよのなかの「常識」として定着した今、「主権者教育」の熱は冷めつつあるように感じています。しかし、「批判的思考力」を養うのもまた、シティズンシップ教育・主権者教育において大事なことです。よのなかの「常識」として定着した今が、単なる選挙啓発ではない「真の主権者教育」のスタートと言えるのではないか。私たちはそう考えています。

NEXT CONEXIONでは、様々なシティズンシップ教育・主権者教育の実践例や研究成果などを発信していきたいと考えています。また、座学やワークショップだけでない、中高生の「体験学習」などにも力を入れるなど、「行動=アクション」から始まるシティズンシップ教育・主権者教育の効果なども検証していきます。


代表のメッセージ

「なぜ勉強をしないといけないの?」この問いに自ら答えるこどもたちを増やしたい。


この活動を始めるきっかけは、高校生の時に持った「どうして勉強ってしなければいけないんだろう」という疑問でした。
教科書の社会しか知らず、将来が見えず、自分が本当にどうするべきなのかに迷い、いつしか勉強がとても嫌いで無意味なものに感じるようになっていました。

そんな僕を変えてくれたのは、こども達の存在でした。
「歴史を教えてほしい」という彼らのために、僕は必死に勉強をしました。
不思議とその勉強に苦痛を感じることは、全くありませんでした。
そのとき、僕が勉強を嫌いになった理由が、「勉強が社会でどう生かされるのか」「なぜ勉強をしなくてはいけないのか?」ということを考える機会がないことだったことに気づきました。

「学校での勉強」と実際の「よのなか」の関連性にこどもたちが気づくことができれば、こども達はもっとよのなかのことに興味を持つのではないか?そして、自ら勉強する理由を見つけることができるのではないか?という思いを持つようになりました。
これが、僕がこの活動を始めるようになったきっかけです。

活動を始めてみると、いろんなことに気づきました。
特に、こども達のよのなかへの関心の低さが、政治参加や就業意欲など、様々な課題につながっていることは、僕の活動への気持ちを高めました。
特に気になったのが、こども達がよのなかに対して「自分達が認め、認められる」感覚やよのなかへの当事者意識が低いということでした。

もっと、こども達が主体的によのなかを知り、関心を高め、参画する体験や経験をする場を作る必要があると、僕は思っています。
また同時に、そういったこども達を「受け入れるよのなか」を作ることは、実社会で活動する大人の役割ではないかと考えています。

この活動を「こども達に」だけではなく、「こども達と一緒に」作り上げていくことが、これからのよのなかを作っていく大事なキーになるのではないか。
こども達と関わる中で、こども達から学びながら、日々その思いを強くしています。

理事長 越智 大貴
1987年愛媛県生まれ。教育の観点から、こども・若者のよのなかへの参画を主張、政治や法・選挙など、社会のしくみを楽しく学びあいながら、シティズンシップ(主権者意識)を育む教育活動を行っている。 また、小中高生の体験活動をプロデュースしている。池上彰氏のざっくり解説と、マイケル・サンデル教授の講義手法にあこがれを持つ。また、こどもと旅が大好きで、時間があれば日本全国を放浪している。